この頁では、2人目のドールをお迎えした後の私の状況、そして3人目をお迎えした後は加速度的にドールが増えていった話をします。
二人目をお迎えした後の状況
二人目のドールである、リルフェアリーをお迎えした後。当時貧乏社会人だった私は、月々のドールに回せるお金は3000円までというルールを決めていました。その金額内で布を買い、自作衣装を着せて楽しんでいたのです。
ただ、この時すでに最初の一人をお迎えしてから1年以上が経過。新たに二人目もお迎えし、作った衣装は倍のスピードで増えて行きます。今まで小さな収納ボックスに入れていたけど、このままでは収納ボックスに収まらなくなってしまう。おまけにこんなに衣装があっても、今後も着せるかどうかはわからない。むしろ新しい服を作りたい。
そんなことを友人(以下S)に話していたある日、Sが言いました。
『売っちゃえば?』
そうか、売れば良いのか!
ドールという嵩張る趣味の沼に片足を突っ込んでいた私。賃貸アパートという限られたスペースにドール小物がどんどん増えるのは本意では有りません。なのに作りたい欲求は高まるばかりだし、かといって自分が頑張って作った衣装を捨てるのはしのびない・・・そうか、売れば良いのか~!!
ちなみにコスプレ時代の製作衣装は躊躇なく捨てていました。人間が着るからボロボロになるので抵抗は無かったです。でもドール服ってボロボロにならないから増える一方なんですよね。
正直、自分の作ったモノが売れるのかどうかは未知数でした。確かに自作服を作っていたコスプレイヤー期間も含めると7年以上のお裁縫キャリアは有るけど、ドール服製作に手を出したのはここ1年くらい。果たして売れるのか?
・・・ま、なるようになるか!
友人Sの発言により、ひとまずヤフオク出品から初めてみました。相場がよくわからなかったので、材料費が回収出来る金額からスタート。
結果は・・・なんと約1000円分の黒字が出てしまったのです。
ドール服ディーラーモドキになる
こうして何度かヤフオクに出品し、自作品は売れるということを確信。だいたいどのくらいで落札してくれるかという価格相場を把握し、友人Sが教えてくれた大手ハンドメイドサイトに出店することに決めます。
これで製作したドール服はこれ以上増えないし、材料費回収もできる。しかもちょっとしたお小遣いにもなるし、最高では?
こうして私は、ドール服ディーラーモドキとなりました。真剣に販売活動している方には申し訳無いので、モドキです。
副収入はドール活動費用
私は【好きなこと】に対してルールを作る癖があります。自分の欲望が強いことを自覚しているので、ルールを設けないと破産寸前になるのが目に見えているからです。(若かりし頃に経験済み)
それまでドールに関しては『ドール費用は月3000円』がルールでした。二人目をお迎えした時も、3ヶ月以上何も買わずにドール貯金をしていたのでお迎え出来たのです。そんな私が、モドキといえどドール服ディーラー活動をするからには、そこにも一つだけルールを決めることにします。
【黒字分はドール活動にまわす】
単純に、『ドール服販売の黒字分で新しい布買い放題じゃね?ていうか、あわよくばドールをもう一人お迎えできる分も貯められるのでは!?』と思ったからです。
そして結果は・・・ありがたい事に、3ヶ月後には毎月リルフェアリーをお迎えしても大丈夫なレベルの黒字が続くようになります。
そして増えた3人目のドール
ハンドメイドサイトでの販売開始から3ヶ月。
私は戸惑う事無く『モデルさん』と称して3人目のドール、またまたリルフェアリーをお迎えしていました。リルフェアリー2人目。ピコD妹ボディの、もっと小さな子です。超可愛い。
リルフェアリーは小さいし場所取らないしお手頃価格だし、なによりウチのお店の着用モデルさんになるんだから増えても問題無いよね!なにより可愛いし!!
当時はハンドメイドサイトの売上も順調だったため、『モデルさん』という大義名分が出来てしまった事により、2人目のお迎えから半年もたたずして3人目をお迎えすることになります。この大義名分は本当にやっかいで、この後は可愛い子がいたら気楽にお迎えしてしまうことになるのです。
4人目以降のお迎え記憶は無
3人目まではお迎えの記憶も動機もはっきりと有るのですが、4人目以降はただただ『可愛い』という理由でお迎えしていました。確か5人目あたりからAZONEさんの会員になりました(会員になると送料が無料になったりお得な特典が有る)
そして会員登録をしてしまったが最後、2~3ヶ月に一人というハイペースでお迎えすることになります。こんなに可愛い子はウチにお迎えしなきゃ!君もウチのお店のモデルさんとして頑張って貰うね♡などと宣い、酷い時は毎月一人という超ハイペースな時もありました。
ドール服の収納場所を減らしたいから、ドール服を売る。という最初の目的はどこへやら。私の部屋はどんどんドール達に占拠されて行くことになるのです。
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