紹介その１･ちひろちゃん（ｵﾋﾞﾂ48cm/L胸）

この頁は、我が家のドール達の紹介頁です。お迎え順で紹介していくので、トップバッターは現在ウチの一番の古株となったちひろちゃんの紹介となります。

追記；ちひろちゃんは令和６年１月に里子に出されました。

ちひろちゃん（スッピンヘッド付きボディ）のお迎え経緯

ちひろちゃんは私の自作娘です。いわゆる1/3サイズの子ですが、オビツ４８cmボディをL胸に変換してあるので、身長は小さめなグラマラスボディちゃんです。重さはわりと軽めなので扱いやすい子です。

お迎えは2018年なのでかなり前ですが、お顔が出来たのはその１年後くらいになります。というのもこの子、最初は自作しようと思って購入した訳ではなく、当時初めてお迎えした1/3サイズ娘・AZONEのまひろちゃん用のスペアボディの予定でした。よくパーツが落ちる子だったので、ボディごと換えてしまおうと思っての購入だったのです。

当時アゾンさんでは、まひろちゃんの身体を構成しているAZO2ボディの販売はしていなかったのです。なのでオビツさんより同じ身長の４８ｃｍボディのみを購入するはずが、何を間違ったのかスッピンヘッド付きボディを購入してしまいます。

おまけにスペアボディとして活躍する予定だったはずが、結局まひろちゃんは元のボディのまま過ごすことに。（というかボディを変更するのが面倒になった←あるある）その後Hさんよりカスタムヘッドを頂いたことにより（詳しくはイルカのドール遍歴参照）自分でドールヘッドを製作してみたくなり、この１年後にようやくちひろちゃんのお顔が完成します。所謂『身体から頭が生えた』という現象ですね。

一応まひろちゃんの妹、という扱いで、ちひろちゃんと命名したのもこの頃。この頃からメイクも２回変わっており、現在に至ります。そしてちひろちゃんボディの購入動機となったまひろちゃんは、ドール断捨離祭りの時に里子に出されました。初1/3娘で可愛がっていたのですが、やっぱり全てを自分好みに作った可愛さには勝てませんでした。

一時期、1/3娘はちひろちゃん合わせて４体いましたが、今はちひろちゃんだけです。たくさん居た頃はそれはそれでとても楽しかったのですが、それぞれに等しく時間をかけて可愛がることは、私にはとても難しかった。

ちひろちゃん以外の1/3サイズの３人はみんなフルセットでお迎えしたメーカーのデフォルト子でした。どの子もみんな『可愛い！』と思ってお迎えした子達ばかりなのに、結局かまって遊ぶのは自分で１から作った子だけ。せっかくお迎えした子たちを結局放置している自分の心も苦しくなるばかりだし、だったら他の方に可愛がって貰った方が良いよね･･･。

何度も言うけど、ドールは所詮ただの物体です。そこに意思はありません。だけど私は、今後何も手がけることが無いであろうその子たちを家に置いておくことに申し訳なさを感じたし、そしてただの倉庫部屋の一端に成り果ててしまう彼女たちに、とても強い罪悪感を覚えました。

【ドールを里子に出す】という行為は、言い方を変えればただの【中古処分】です。だけど、この界隈には私のようなどうしようもない気持ちで手放す人は多いのではないでしょうか。

ちひろちゃんは、私がお迎えした1/3サイズの中でも一番安い子です（スッピンで迎えてますから当然です）。高価な子ではないけど、一番手をかけた世界でたった一人の子です。私にとって、めちゃくちゃ可愛い子です。ドールは金額じゃないと実感させてくれた、いちばん最初の子です。